家を整えてシンプルな暮らしを目指したい

身軽になるために、処分したものを記録していくブログ

捨て活 20 ものじゃないんだよと父

使わずにとっておいても仕方がないというかんがえ

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必勝の缶  :今年のバレンタインに自分に買ったもの
ピンクの缶 :去年ホワイトデーに夫からもらったもの
おでん仕切り:以前義母に頂いたもの


大変申し訳ないけれど、我が家のおでんは仕切りを使わないんだよなあ。一昨年貰って一度も使わないので処分することに。


必勝の缶は徳川四天王と家康をイメージしたチョコレートが入っていたもの。美味しく食べたし缶も気に入ったけれど、ずっと置いておくだけでなにかに使うことも無い。


ほかの2つの缶も使わない。


思い切って処分。

 

息子が幼稚園で使っていたハンドタオル

かれこれ9年、捨てがたく、トイレの手拭きに使ったりしていたけどゴワゴワだし、掃除に使って処分する決心をした。


しまっておくと使わないのでキッチンに移動。掃除に使って捨てるぞー!!

 

父の折りたたみ式の将棋盤


小さい頃、私は将棋のやり方を知らなかったので周り将棋?というものをして父や兄弟と遊んだ。時々父は将棋の本を読みながら一人で指していた。


その父も亡くなりもうすぐ15年たつ。我が家はだれも将棋を指さず、久しぶりに将棋盤を手に取ったら反りかえっていた。


どうしよう。別に形見わけでは無く、何となくもらってきて、棚にしまっておいたもの。ものというのは使わないとだめになってしまうんだと思った。


将棋の駒は無事。小さい頃積み木のようにして遊んだりしたのでなんとなく手になじむ。


将棋の駒は残し、将棋盤は処分しようか。

 

父とかたみ

農家の出の父が大学進学を希望した時、祖父は必要ないと反対したらしい。


その時父の兄が、「農業を継ぐ自分は大学に行かない。だから弟を大学に行かせてやってくれ。」と祖父に掛け合ってくれた。


そんな伯父(父の兄)に父はとても感謝していたが、40を過ぎたころ、伯父は亡くなってしまった。


形見に煙草入れを貰ってきたが、何年かして処分していた。私はずいぶん冷たいと内心思ったけれど、父は「ものじゃないんだよ。」と一言。


「?」だったけれど、父は別に伯父を思い出すのに物は必要ないと考えていたらしい。


ドライと言えばドライだけれど、使わず埃をかぶって古く駄目になっていくのは悲しいし、そんな干からびていくものがなくても伯父を思い出せる・・・ということだったのかもと今は思う。


もちろん使わないものをさっさと処分したい父の性分でもある。


(形見を大切にすることも故人をしのぶのに良いことだと思う。)


というわけで父に倣って将棋盤は処分します。


捨て活の記録のつもりが自分語りをしてしまった。でもいいや。これからも続ける。